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2013/03/21
部落の歴史(中世~江戸時代)~差別の源流を探る~


 

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1.テーマ同和問題

2.教材DVD

3.ねらい

4.話し合いのポイント

 

 

 

 

1.テーマ同和問題

 

2.教材

(1)タイトル  「部落の歴史(中世~江戸時代) ~差別の源流を探る~」(27分)

(2)制作
企画・制作東映株式会社教育映像部
監修上杉 聰(関西大学)
制作年2007年
定価69,300円(税抜金額 66,000円)
問合わせ先東映株式会社教育映像部

(3)内 容
この作品では、豊富な資料を用いて中世から江戸までの部落の歴史が紹介され、解説が加えられています。

中世においては、被差別民は都市の周辺や河原に住み、神社や寺・都の掃除、死んだ牛馬の処理、死者の埋葬、芸能など、穢れを取り去る仕事に従事していました。当時の人びとにとって生死に関わる仕事は「穢れ」に触れることで、仏教の教えに反する残虐な行為であり、このような仕事に携わる人びとは恐れられ特別視されていました。

江戸時代に入ると、「宗門改帳」が作成されるなど、身分が固定化されたことで、差別が厳しくなっていきました。当時、被差別身分の人びとは、「皮役」「警吏役」「掃除役」などの幕府や藩が決めた役目を果たしていました。中には、農業をはじめ、草履、雪駄、竹製品を製造販売したり、薬の製造や医者、助産などの仕事に携わる人びともおり、必ずしも経済的に貧しい人びとだけではありませんでした。

江戸中期になると、幕府は権力を維持するために身分制度を強化し、被差別身分の人びとの行動をさらに規制していきました。これに対して、被差別身分の人びとが一揆を起こし差別的な政策の撤回を勝ち取った例もあります。

部落差別は、江戸時代の身分制度によって起こったのではなく、中世からの差別がその源流にあります。部落の人びとが担ってきた役割は、穢れたもの、危険で汚いものと思われてきましたが、実は人びとが生きていく上で必要不可欠なものでした。現代に生きる私たちも、そうしたマイナスの部分を部落の人に押し付けるのではなく、自分自身の問題として引き受ける覚悟が必要であるとこの作品は解説しています。

 

3.ねらい

「部落の歴史を学ぶ」ことは、私たち自身の意識を問い直すことです。その意識を、部落差別をはじめとするさまざまな人権問題に立ち向かう力にしていくことが大切であるとこの作品は訴えています。

 

4.話し合いのポイント

(1)この作品を見て、自分が、今までもっていた部落に対する歴史観とどのように異なっていたのか、話し合って下さい。

(2)この作品を見て、差別意識をもたらした原因について話し合って下さい。

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【参考資料】

◎書籍
「部落史研究からの発信 第1巻 前近代編」 寺木伸明・中尾健次 編著

◎参考ホームページ
社団法人 部落解放・人権研究所
大阪人権博物館(リバティおおさか)
水平社博物館

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