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「部落問題」


1.周囲の人から「同和地区に近づかない方がいい」と言われた

営業でまわっているときに、職場の上司から「○○町は同和地区だから近づかない方がいい」と言われました。上司が言うことは、問題があると思うのですが…

まず、「同和地区だから近づかない方がいい」という上司の発言は、部落差別になります。

あなたの上司は、根拠もなく同和地区が怖い・危ない等の意識を、持っているのではないでしょうか。

大阪府がおこなった「同和問題の解決に向けた実態調査報告書(府民意識調査)」(2001年3月)や「人権問題に関する府民意識調査報告書(調査権当会委員分析)」(2006年3月)の分析では、①「同和地区の人はこわい」というような噂の流布によって差別が助長されていることが明らかになっていること、②同和地区に住んでいる人とのつきあいがある人は忌避意識が低いこと、がわかっています。

このことから、自分自身が同和地区住民と接触したことがないにも関わらず、「同和地区はこわい」と感じ、、他人からの伝聞により偏見を抱き、その誤った考えのもとで、差別を広げていることがわかります。

部落差別を助長し、差別を広げてしまう発言であることに、上司自身が気づく必要があります。あなたの言葉で、上司の発言がおかしいことや差別を助長していることを伝えてみてください。

  上司に理解が得られなかった場合は、会社の人事担当者または人権担当者に、報告や相談をしてください。

もし、会社内で対応してくれない場合は、管轄の行政機関に相談してください。