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「HIV」


7.エイズは治療できない病気なのでしょうか?

エイズは治療できない病気なのでしょうか?

「HIVに感染すること/AIDSを発症すること=死」ではありません。治療は格段に進歩しています。早期発見と適切な治療によって、寿命まで生きることが可能になってきました。たとえエイズ(AIDS)を発症したとしても、多くは適切な医療によって回復し、日常生活を営むことができるようになりました。

HIVは、体の中でも免疫機能を司る細胞(CD4細胞)の中に住みつき、自分の仲間を増やそうとします。やがてHIVが増殖するとCD4細胞が減り、体の抵抗力が下がります。そうすると、体が特定の病気にかかりやすい状態になります。HIVの治療薬は、体の中でHIVが増えないように押えこみ、免疫力が低下しないように保つものです。

今では20種類以上の薬があり、その中からいくつかを組み合わせて服用していきます。ウイルスそのものを完全に無くすことはできませんが、病気の進行を止めることができ、多くの人は薬を飲み続けることで、AIDS発症を心配することもなく、寿命を全うできるようになってきていると言われています。



●厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業「HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班」 『HIV感染症ってどんな病気?』



執筆協力:特定非営利活動法人HIVと人権・情報センター関西支部

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