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「障害者」
精神障害


退院したいが、退院後の生活に自信がない
精神病院に入院して10年になります。母親がたまに面会に来てくれます。症状も安定していますので退院したいと考えているのですが、親兄弟には迷惑をかけたくないし、一人でアパート暮らしをする自信もありません。どうすればよいでしょうか。

長く精神病院に入院していると病院での生活に慣れてしまい、通常の社会生活に戻れるのかと不安になります。病院では規則正しい生活を送ることができますが、社会に出れば自分で生活を管理しなくてはなりません。服薬管理などを自分できちんと行なわないと、病状が悪化して再入院ということにもなりかねません。
アパートでの一人暮らしをすることに不安があるなら、精神障害をもった人たちが共同生活をしながら自立生活をめざす訓練を受けてはいかがでしょうか。「援護寮」「福祉ホーム」「グループホーム」といった施設があります。援護寮は、一人で日常生活をするには困難な人に生活の場を提供し自立生活を支援する施設で、デイケアや作業所に通う人を対象としています。福祉ホームは、独立して生活する力をもっているのに住居の確保ができない人に提供される場所です。定員は10人程度です。グループホームは福祉ホームよりも規模が小さく、数人が共同住居で生活をし、世話人が日常の生活支援をするものです。
これらの施設はまだまだ数が足りませんが、どのような施設が利用できるかは、病院のケースワーカーや保健所の精神保健福祉相談員に尋ねてみてください。