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「子ども」
いじめ・不登校・体罰


登校できない状態が続く小5の娘
小学5年生の娘は、登校できない状態が続いています。今までは部屋に閉じこもりがちで家族との会話もなかなかできない状態でしたが、最近は学校の話題に触れなければ家族とは話ができるようになりました。
けれども、やはり子どもが学校に行かないことに対しては、戸惑いと不安を感じています。どのように接していけばよいのでしょうか。

部屋に閉じこもっていたころに比べると表情も明るくなり、家族とも話ができるようになってきたとのこと。まずは少し安心ですね。この間、本人はもとより、家族のみなさんも胸を痛めていたことでしょう。
また、なぜ学校に行かなくなったのか、その原因がわからずに悩んだのではないでしょうか。「どうしても学校へ行けないのなら、休んでもいいよ」と心から言えるくらい親の気持ちが安定してくると、子どもに自然な感じで接することができるようになってきます。
家族との会話ができるようになったのは、親の温かさや理解しようという気持ちが娘さんに伝わったからだと思います。
学校へ行けないつらさを理解しているつもりでも、家でテレビを見たりゲームをしたり、あるいはマンガを読むなどして過ごしていると、「ずる休み」ではないかと心配になるものです。けれども、娘さんの心には常に「学校へ行くべきなのはわかっているけど、身体がついていかない」という葛藤が存在しているのではないでしょうか。
娘さんがやっていることに対して「学校にも行かないで、何をやってるの」とは思わず、あるがままを受け入れ、言葉をかけて認めてあげてください。本を読む、アニメの絵描きなどをいつしょにやってみることも、さらに心を開くきっかけとなるかもしれません。たまにはいっしょに外に出て、自然にふれることもストレスの発散につながります。
家庭生活のなかで、娘さんができる手伝いなど何か役割を持つことも話し合い、実行していくことも大切です。
娘さんは何かをきっかけとして学校に行かなくなったわけですが、その原因探しに終始することは、本人の不安をかきたてることにもなりかねません。様子を見ながら対話を心がけ、学校のことを話すようになる時期を待ってみましょう。
また、娘さんとの間に学校についての会話がなくても、親が学校と連絡をとり続けることは大切です。
娘さんは今、家庭の中に安定した居場所を見つけつつあります。親が子どものあるがままの状態を受け止め、見えない場所からそっと気持ちを支えることが大切です。
時間がかかるかもしれませんが、以上に述べたようなかかわりをしていくなかで、娘さんがさらにいきいきと過ごすことができるようになり、自分の心の問題を見つめ直せたとき、本人の関心は外(学校)に向かっていくのではないでしょうか。