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登校をいやがる子ども。いじめられているようだが

中学3年の娘がいます。学校でいじめがあるようで、登校するのをいやがるのですが…。

まず、いじめといわれるような事実があるのか、どんな内容のいじめなのかをできるだけくわしく具体的な情報を得ることが大切ですね。いじめられる側であったり、傍観者の立場であったりしても、子どもたちはなかなか自分のことを話してくれません。特にいじめられている時は、大人に話すことによってさらにいじめられるのではないかという大きな不安があります。しかし、一方では解決の糸口を切実な思いで探してもいるのです。娘さんの様子をみながら、そんな子どもの気持ちを思いやりながら、話を聞き出していく(まずは、共感的に聞く)ことが大切です。
そして、いじめの事実があるようなら、具体的な内容も含めてくわしく学校の先生に伝え、どのように解決していけばいいのかを話し合うことが必要になってきます。
いじめを受けている側は、すぐにでもいじめている側の家庭を訪れ、謝ってもらったり解決を求めたりしたくなりますが、まずはいじめの舞台にもなっているであろう学校に連絡し、具体的な事実をきっちりと確認してもらうことが大切です。
その後、学校の先生と協力しながら、解決に向けて動くことになります。その時には、当事者である娘さんが一番不安になる時期でもあります。家庭での様子や娘さんの変化を見守りながら、「しっかり受け止められている」という安心感をもたせるように接することが大切ですね。
いじめの問題を解決するには時間がかかることもあります。しかし本来は緊急性のある問題であり、子どもの気持ちを考えれば早急に解決しなければなりません。学校の対応に時間がかかったり、具体的な解決の成果がなかなか出てこなかったりしたときには、保護者としての気持ちを伝え、根気よく話し合いを繰り返しましょう。
それでも対応に時間のかかる場合には、教育委員会や相談機関などに連絡することも必要です。