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「高齢者」
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認知症がとみに進んでいるようだ。何か手立ては?
独居の母(85歳)には認知症状があります。ときどき様子を見にいくのですが、最近はとみに症状が進んでいるようで心配です。たとえば、私が散歩に付き添っていると、50mほど先の立て看板を人と間違えて「いつもあの人がのぞいている」と指を差したり、床の間の置物を孫と思い「あんなところで遊んでいる」と言ったりします。立て看板のそばへいっしょに行き、説明をしても理解ができず、同じことを繰り返します。このまま放っておいても大丈夫なのでしょうか。

幻覚については、本人は不安や恐怖心をもってこわがっているのですから、「立て看板だからこわくない」などと説得するのは逆効果です。すぐに否定するのではなく、まず不安や恐怖を受け入れてから、ゆっくり恐怖感を取りのぞき、安心させてあげてください。お母さんが興味をもつような話や環境づくり(同居や、ご本人の趣味を生かすことなど)も大切です。
よく似た症状で、夜中に起きて室内をウロウロと歩いたり、幻覚を本当のことのように思い込んで興奮し、錯乱状態になることがあります。このような症状が何日も続くようであれば、早めにかかりつけ医か専門医に相談しましょう。
かかりつけ医とは、家族全体の健康状態をよく知ってくれ、気軽に相談ができ、必要に応じて健康管理やアドバイスをしてもらえる医師のことです。