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「ジェンダー」
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自分が決めた結婚に、親が猛反対する
大学を出て、中堅企業の秘書室で働く26歳の女性です。会社は父の紹介ですが、試験も受け、実力で入ったと思っています。母は裕福な家庭に育ち、エリートの父と結婚してからはずっと専業主婦でした。
私は今、取引先の社員である恋人がいます。近いうちに結婚しようと患っているのですが、母が猛反対で悩んでいます。「彼の出身大学や勤めている会社は、あなたにふさわしくない」など、彼を非難するようなことを言われると、自分の親ながら恥ずかしくなります。彼は自分の仕事に誇りをもち、その将来性に関しても見識のある人で、対等なパートナーとしてやっていける人だと思っています。父も賛成ではないようですが、私が「どうしても」と言えば折れるような気がします。ただ、母が「結婚するなら縁を切る」とまで言い出し、困り果てています。

恵まれた環境で自分の能力をまっすぐに伸ばして進学・就職と歩んできたあなたが、「この人なら」と思った人は親の価値観とは違った人だったのですね。結婚という制度は、その時代や社会の価値観のなかで、その時々の男女のあり方を反映しながら変わってきました。今のあなたが尊敬できるだけでなく対等につきあえる人、地位や経済力だけでなく仕事への熱意をもった人を選ぼうとしているのも、あなため生き方からくるものだと思います。
親の「娘のことを思って」いろいろ忠告したい気持ちも理解はできますが、お母さんの意見や気持ちはお母さん自身の結婚観や家族観からきているのですから、娘としては親の「気持ちだけを感謝して受けとっておく」だけでよいのではないでしょうか。自分の人生の責任は自分でしか取れないのですから、あとは自分の価値観で決めることです。
「親となった者にとっての一番の幸せは、子どもが幸せになることだ」と言う人もいます。親に感謝することは忘れずに、ただし感謝するのは言いなりになることではないのですから、自分たちで幸せになる道を探る努力をすればいいと思います。ただ、心は決まっていても、もっと親を説得するのか、自分たちの予定を優先していくのかが悩むところですね。そのあたりは二人で十分に話し合い、納得したうえで進めてみてはいかがでしょう。
それが二人の共同作業の第一歩になるのがもしれません。