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金融機関で口座を開いたり、海外への送金の手続き方法は?

外国人が金融機関で口座を開くことはできますか。また、その際にはどんな手続きが必要でしょうか。海外への送金はどのようにすればよいのでしょうか。

日本では外国人でもロ座を開くことができます。銀行や郵便局などの金融機関で新しく口座を開くときには、身分証明(外国人登録証明書、旅券など)と印鑑(金融機関によってはサインでも可)を持参して手続きを行ないます。その際、現金も必要になります。
預金や貯金の利率は種類や期間によって違いますので、金融機関で尋ねてください。また窓口で申し込むと、自分のロ座から電気・ガス・水道・電話・放送受信料などの公共料金が引き落とせます。口座を開設すると希望により、ATM(現金自動預け入れ支払い機)を利用できるキャッシュカードが発行されます。
銀行から海外へ送金する場合は、外国為替取り扱い銀行で相手国の指定銀行口座へ振り込みを行ないます。また、送金小切手などもあります。郵便局を使う場合は、相手国の郵便振替口座や銀行の口座へ振り込む(口座あての送金ができない国もあります)か、為替証書を郵送します。いずれも手数料がかかります。国によって可能な送金方法が違いますので、各金融機関の窓ロで確認してください。