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障害者

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2000/01/22
パラリンピックという、最高の舞台を目指して


長野冬季パラリンピックでは、アイススレッジレースの1000および1500メートルで2つの金メダルを獲得し注目を集めた土田和歌子さん。彼女は今、2000年夏に開催されるシドニーパラリンピック出場を目指して、トレーニングに励んでいます。そんな土田さんが、車椅子で挑むスポーツの魅力や厳しさを2回にわたって語ってくれました。

車椅子マラソンを始めたのは、長野冬季パラリンピックが終わってからなので、まだ2年ほどの経験しかありません。今は、平日はトラックの練習が中心。マラソンの練習は、距離をこなさなければいけないので、週末はロードに出て、距離を追うようにしています。1日に30キロから40キロは走りますね。だいたい土日は、ロードトレーニングに明け暮れています。練習場近くにある高速道路の高架下がサイクリングロードなんですよ。ちょうど片道15キロくらいなので、そこを往復します。

パラリンピックは、障害を持つ選手にとって最高の舞台です。レベルもすごく高い。通常の国内大会に参加する感覚だと、海外の選手たちの力に圧倒されてしまいます。海外の選手と試合をすると、オリンピック選手同様、厳しい闘いのなかで勝ち上がってきたということがよくわかります。日本では考えられないくらい、選手層が厚いんです。それだけ障害者スポーツが浸透してるんですね。

日本は、まだ海外ほど障害者スポーツが盛んではないですよね。「障害があるから」と内にこもってしまう人が多いように感じます。でも、スポーツを楽しめる施設が足りないという環境のせいもあると思うんですよ。それから、自分に合わせた道具、私の場合だと車椅子なんですが、それを作るとなるとやっぱりお金がかかります。幸い、私はメカの部分をオーエス・エンジニアリングさんにバックアップしていただいているので、少しは負担も軽いんですけど、それでもお金はかかります。
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