大石芳野(おおいし よしの) 東京都生まれ。1967年日本大学芸術学部写真学科を卒業後、ドキュメンタリー写真に携わり今日に至る。アジア、西アフリカ、ヨーロッパなど戦争や内乱によって極限状態を経験した人々のその後の姿を写真と文で記録し続けている。東京工芸大学教授、日本写真家協会会員、日本民族学会会員、日本ペンクラブ会員他。 1982年日本写真家協会年度賞を『無告の民』にて受賞。94年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。2001年土門拳賞を『ベトナム 凛と』にて受賞、他多数受賞。 写真集、著書に1988年『夜と霧は今』用美社、93年『カンボジア苦界転生』講談社、97年『沖縄 若夏の記憶』岩波書店、98年『生命の木~アジアの人びとと自然』草土文化、2000年『ベトナム 凛と』講談社、02年『コソボ 破壊の果てに』講談社、03年『アフガニスタン 戦禍を生きぬく』藤原書店、04年『コソボ 絶望の淵から明日へ』岩波書店など多数。
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