Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2011/03/16
福祉避難所の開設急務、要介護の被災者ケアを


東日本巨大地震で大きな被害を出した、岩手、宮城の沿岸部は、65歳以上の高齢化率が高い。介護が必要な高齢者も多く、避難所や介護施設などでの手厚いケアが欠かせない。

市内の大半が水没した岩手県陸前高田市の高齢化率は33・5%、約1万人が行方不明になっている宮城県南三陸町も29・3%で、全国平均の22・7%を大 きく上回る。高齢者施設で多数の死者を出すなど、多くの施設が被災した。避難所によっては、避難者の半数以上が高齢被災者だ。

阪神大震災 で高齢被災者を受け入れた社会福祉法人「神戸福生会」の中辻直行理事長はまず、「しっかり水分補給を」と呼びかける。学校が避難所の場合、校庭の端に仮設 トイレが設けられることが多いが、使用をためらい、水や食料に手を出さなくなる人も出がちだ。水分を取らないと、脳こうそくを誘発するほか、体が衰弱する 恐れがある。ポータブルトイレの活用や、使いやすいトイレの確保が必要だ。

避難所では床に横になることが多いが、高齢者は立ち上がるのが難しい。中辻理事長は「近くにイスを置けば、それを支えに立ち上がりやすい。2週間もあれば寝たきりになる恐れがあるので、一緒に散歩するなど、周囲も気を配って」と話す。

続きを読む

読売新聞

河北新報(関連記事)

河北新報(関連記事)

関連キーワード: , , , ,

一覧ページへ