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2012/01/06
「頭冴える」はワナ...京都


クスリ

木屋町の一角。雑居ビルの前に「ハーブ専門店」と書かれた看板が置かれていた。階段を上り、扉を開ける。3畳ほどの店内に甘い香りが漂い、ヒップホップ系の音楽が流れていた。

葉っぱなどの絵が描かれた7~8センチ四方のパッケージがショーケースに並ぶ。約50種類、1000円未満から数千円まで値段は様々。壁には「禁止薬物は入っておりませんので、安心して購入いただけます」とワープロ打ちされた紙。店側は少量を火であぶり、香りを楽しむことを求めている。

昨年、この「合法ハーブ」の問題が府内で表面化した。府警によると、火を付けてパイプで吸うと大麻に似た使用感が得られ、興奮作用を持つものもあり、調査で判明しただけで、そうして使った19人(17~41歳)が体調を崩し、意識障害を引き起こしたケースもあった。

合法、違法の区別なく、あふれる<クスリ>。薬物依存者の社会復帰を支援する民間組織「京都ダルク【クリップ】」(伏見区)の施設長で自身も薬物依存から回復した加藤武士(46)は危機感を強める。「20~30年前までは、薬物の情報を持つ人間を知らないと入手できなかったが今は違う。薬物の垣根は曖昧になり、誰でも手に入れることができる」

南区出身で30歳代前半のマサト(仮名)の場合は、市販薬だった。

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読売新聞

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