
出会い系サイトの勧誘方法が巧妙化している。就職難や先行き不透明な世相を反映し、最近は内職斡(あっ)旋(せん)や人生相談などの専用サイトを装 い、誘導するのが特徴だ。出会い系と知らずに会員登録し、金銭トラブルに巻き込まれるケースも相次いでいる。消費生活センターへの相談は女性が7割を占 め、これまで出会い系と無縁だった30~50代に被害が多く、被害額も高額化しているという。
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「話し相手になってくれたら800万円を振り込む」
長崎県の20代女性は、内職情報を提供するというサイトに登録した直後、そう書かれたメールを受け取った。続けて、サイト業者を思わせる文面で、報酬を受 け取るには別途、手数料がかかるというメールが送られてきた。信じた女性は、複数回に分けて数十万円を支払ったという。
言葉巧みに相談を 持ちかける「サクラ」もいるとみられる。別の学生は、人生相談のサイトに登録。依頼を受けて相談者とメールのやり取りをするなかで、「両親が被災してお金 に困っている」という自分自身の悩みを打ち明けたところ、逆に「援助する」と言われ、やはり、受け取り手数料などの名目で約10万円をだまし取られた。
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産経新聞