Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2012/07/13
【中日新聞】反貧困全国キャラバン 現場から抗議の声を


市民団体や法律家らでつくる「反貧困ネットワーク」などは十二日、沖縄県と北海道を出発する二ルートで三カ月かけて全国を回り、貧困と格差解消を訴える「反貧困全国キャラバン二〇一二」をスタートする。二〇〇八年に続き二回目。再び繰り広げる狙いをネットワーク代表の宇都宮健児・前日弁連会長に聞いた。 (稲田雅文)

-前回のキャラバンをどう評価するか。

多重債務や生活保護、非正規労働などの問題を通じ、貧困問題に携わってきた人たちが「反貧困ネットワーク」を組織し、〇八年七月にキャラバンをスタートさせた。ちょうどリーマン・ショックが起き、この年の年末からの「年越し派遣村」につながっていった。

派遣切りは、非正規労働者が増え、貧困と格差が広がった象徴的な問題。仕事を失うと同時に、住まいも失った労働者が路上生活を余儀なくされ、年末年始の日比谷公園に集まり、貧困が可視化された。キャラバンで培った全国のネットワークのおかげで、派遣村の取り組みが東京だけでなく各地で展開できた。

-なぜ今、二回目のキャラバンか。

前回のキャラバン後も貧困と格差がますます拡大していた状況で昨年、東日本大震災と福島第一原発事故が起きた。混乱した政治状況の下、被災者の救済は後回しにされ、ますます貧困化が進もうとしている。

政権交代を果たした民主党に期待していたが、労働者派遣法を骨抜きにするなど、マニフェストはほとんどかなぐり捨てられ、好き勝手に政治が進められている。貧困の現場から抗議の声を上げたい。

続きを読む


中日新聞


関連キーワード:

一覧ページへ