Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2012/11/26
【東京新聞】独居お年寄り 職員が見守り 太田市が全国初


 

【東京新聞】独居お年寄り 職員が見守り 太田市が全国初
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20121126/CK2012112602000130.html

市の職員が手分けして、一人暮らしのお年寄り全員の自宅を訪問します-。太田市は今月から、職員が自ら高齢者の安否を確認する「おとしより見守り隊」事業を始めた。民間の宅配業者などに見守りや通報の協力を求めるケースは多いが、市の「直営」は全国初の試みという。 (美細津仁志)

「おばあちゃん、お元気そうで」「いえいえ、もう八十六歳だもの」

玄関に出てきた女性に、市企画政策課の福田京子課長補佐がゆっくり話し掛ける。後ろでは、別の職員がやりとりから健康状態や生活環境を確認。チェックシートに丸印を書き込んでいた。

専用の紺色ジャンパーに首から身分証を下げた福田課長補佐らは、本来の業務の合間に、民生委員の案内で女性宅を訪ねた。この日は一軒あたり五~十分かけ、計八人の自宅や勤務先を約三時間かけて歩いた。

見守り隊は全国で孤独死が相次いだのを受け、「行政が市民の暮らしを守る仕事を人任せにしてはいけない」と市を挙げてスタート。十月、消防部門を除く七十五課の係長代理級以上計約四百人で結成した。今月中には一人暮らしの高齢者全員に当たる約四千三百人を訪問し、顔を覚えてもらうという。

太田市では既に、民生委員と市社会福祉協議会の「ふれあい相談員」が月一~二回、高齢者宅を定期訪問している。さらに、職員も訪問する利点として市は、個人情報を守れる人員を一度に確保できると説明。寝たきりなど、特に継続して見守る必要がある人は約四百人いるが、十二月からは週一回は誰かが巡回できる計算になるという。

反応は好意的だ。ある女性(71)は「心配してわざわざ足を運んでくれ、ありがたい」と感謝する。話し相手がいないお年寄りの中には、身の上話が止まらなくなる人もいる。

続きを読む

東京新聞

 

関連キーワード:

一覧ページへ