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2013/02/14
【河北新報】東北初の過労死遺族会 ネットワーク構築 基本法制定へ署名


過労死遺族の会が4月、東北に初めて設立される。人間関係などで追い込まれて命を絶ったり病気になって亡くなったりした人の遺族らが語り合う例会を開き、「過労死防止基本法」の制定を求める署名活動を展開する。企業には、人と人がいたわり合う関係を築ける取り組みを促す。

遺族らによると、会は「東北希望の会」(仮称)。「希望にあふれる世の中になってほしい」と願いを込めた。仙台市に拠点を置き、遺族を中心に運営する見通し。4月下旬に設立総会を開く。

会員には、東北各県の遺族も加わる見込み。趣旨に賛同する弁護士や社会保険労務士、ソーシャルワーカーが活動を支える。(1)労災申請や訴訟の支援(2)シンポジウムの開催(3)遺児の支援-も計画する。

設立の動きは昨年夏以降に本格化した。宮城県内の遺族や支援者、弁護士が話し合う中で「同じような境遇の人と接する機会や遺族のネットワークが必要」と一致した。

設立に向けた準備会が1月中旬、仙台市内であり、県内の遺族や支援者ら計約20人が顔を合わせ、心境を明かした。ある遺児は「親を亡くしてから生きる意味がよく分からなくなった。自分のような状態の人たちも支援したい」と話した。

過労死の問題に詳しい土井浩之弁護士(仙台弁護士会)によると、東北の遺族の中には、周りから「なぜ亡くなるまで放っておいたのか」などと責められ、偏見や差別に苦しむ人が少なくない。同じ思いを持つ人に会うため、遺族会がある東京都や大阪府まで出向いていたという。

土井弁護士は「会を設けることで東北にも仲間がいることを知ってほしい。帰属意識を持ってもらうことが一番の特効薬になる」と強調。設立準備に関わる遺族は「遺族に限らず、さまざまな方に参加してほしい」と呼び掛けている。連絡先は土井法律事務所022(212)3773。

【河北新報】東北初の過労死遺族会 ネットワーク構築 基本法制定へ署名
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130214t73017.htm

 

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河北新報

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