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2013/04/08
【朝日新聞】女性同士、ドレス姿で結婚式 ディズニーシーで夢かなう


 

【朝日新聞】女性同士、ドレス姿で結婚式 ディズニーシーで夢かなう
http://digital.asahi.com/articles/OSK201304060139.html

「ミッキーが来てくれて、みんながおめでとうと言ってくれた。本当に素晴らしい一日でした」。3月のある日、東京ディズニーシーで結婚式を挙げた東(ひがし)小雪さん(28)はそう振り返る。お相手は会社員のひろこさん(35)。2人はともにウエディングドレス姿で、女性同士による結婚式は東京ディズニーリゾートでは初めてのことだった。

東さんとひろこさんはレズビアン(女性同性愛者)。東さんは金沢市出身で、同性愛や性同一障害など性的マイノリティー(少数者)のための交流団体「レインボー金沢」の代表も務める。

ディズニーリゾートでの結婚式という新サービスが発表されたのは昨年3月。東さんはすぐに問い合わせたが、最初の答えは「片方がタキシード姿などで、男女のカップルに見えるなら可能」。東さんもひろこさんも、ふだん男装をしているわけではない。

「男の格好ならいい、というのでは結局、同性婚を認めてないということ」。落胆した東さんがツイッターでつぶやくと、多くの反響があった。1週間後、米国のディズニー本社に照会したと改めて連絡があり、ウエディングドレス姿同士での挙式が認められた。

東さんが、自分の恋愛対象が女性だと気づいたのは金沢市の高校に通っていたとき。淡い恋心を抱いて打ち明けた女性には別に好きな女子生徒がいた。ショックだったが「女の子を好きになってもいいんだ、とそのとき気づいたんです」。

高校卒業後、宝塚音楽学校に進学、「あうら真輝」の芸名で2年間、男役として舞台を踏んだ。だが当時は同性愛者であることをカミングアウト(告白)できなかった。体調を壊して宝塚を退団後、同性愛者たちの人権団体で活動するように。「私らしくいられるようになった」と感じ、2010年秋、宝塚の経歴とともに本名と顔を公表し、カミングアウトする。

東さんは同性愛者向けのインターネット放送で番組の進行役を務め、さまざまなイベントも企画する。パートナーのひろこさんに出会ったのも、そんな活動の中でだった。一昨年の夏から同居を始めた。結婚式を挙げても、同性カップルには法的な保障は何もない。けがや病気で入院しても、パートナーが面会を断られるケースもある。男女のカップルが普通に行っていることがなぜ自分たちには認められないのか。そんな思いが2人を動かしている。

オランダやスペインでは同性婚が法律で認められ、ドイツやフランスでも同性カップルの権利を保障する制度が導入されている。先進国で同性婚に関する制度がまったく未整備なのは日本とロシアだけとされる。英国政府の調べでは、英国で同性愛や性同一障害が人口に占める割合は6%。電通総研によると、日本では5・2%。20人に1人とすれば、学校や職場でも必ずそうした人々が身近にいることになる。本人が明かさない(明かせない)ため、周囲は気づかないだけなのだ。

「愛されて幸せを感じることに、同性も異性も違いはない。いろいろな家族の形がありますが、それぞれの人が生きやすくなるよう、私らしく生きていることを発信していきたい」

東さんは「少しずつ、時代は変わり始めている」と感じている。

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朝日新聞

 

 

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