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2013/05/16
【読売新聞】メールで徘徊者情報~松山市社協


 

【読売新聞】メールで徘徊者情報~松山市社協
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=77590

松山市社会福祉協議会は、徘徊(はいかい)などで行方が分からなくなったお年寄りの写真や特徴が見られるメールを、市民の携帯電話に送信し、捜索を依頼する仕組み「まつやま徘徊SOS」を4月から始めた。

防災無線などで情報を流すよりも正確に伝わるメリットがあり、まだ出動事例はないが、模擬訓練では1時間半で発見できた。市社協は「今はメールの方が市民の協力が得やすく、早期発見につながる」と期待する。

これまでは市社協に行方不明の情報が入ると、防災無線で市民に知らせるとともに、民生委員や町内会、警察と協力して人海戦術で捜索をしてきた。ただ無線は人物のイメージが伝わりにくく、写真がすぐに見られるメールの特性を活用することにした。

仕組みを利用する高齢者の家族らや施設(依頼者)、捜索を担う市民(協力者)のいずれもが、あらかじめ登録する必要がある。依頼者は高齢者の体の特徴や写真、協力者は住所や携帯メールアドレスを、それぞれ市社協に届け出る。依頼者が登録した情報は、公開する地域や協力者を限定することもできる。

高齢者が行方不明になったら、依頼者は警察署と市社協に届け出る。市社協は行方不明者の情報を載せた携帯サイトが見られるメールを協力者に宛てて送信し、内容を確認した協力者が近所を捜索。発見したら協議会は協力者全員に捜索終了のメールを送る。発見後は行方不明者の情報は携帯サイトから削除される。

同市味酒地区の市民51人を対象に今年3月、模擬訓練を行ったところ、1時間半で行方不明者役を発見できた。通常は丸一日かかることもあるという。

市社協は、市職員や民生委員、企業に参加を呼びかけたところ、協力者として110人(10日現在)が登録した。ただ、世間体を気にしてか、依頼者は1人とまだ浸透していない。

市社協地域福祉課の本宮敏主幹は「徘徊するお年寄りは早く発見しないと、事故や体調の急変で命にかかわることもある。個人情報をどこまで載せるか柔軟に対応できる点をアピールし、浸透させたい」と話す。

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読売新聞

 

 

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