Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2013/08/07
【東京新聞】<はたらく>仕事と育児 苦戦する母たち 長時間労働が障壁に


 

【東京新聞】<はたらく>仕事と育児 苦戦する母たち 長時間労働が障壁に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2013080202000166.html

七月の参院選で大勝した安倍晋三首相は、「アベノミクス」の柱の一つに女性の活躍推進を掲げ、男女ともに育児休業を三年間取れるよう、企業に要請した。だが、当事者が求めているのは、復帰後も働き続けられる環境の整備だ。残業が多く長時間労働を強いられる職場では、家庭との両立は難しく、働きたくても働き続けられない現実がある。 (福沢英里、稲熊美樹)

「教師の仕事を辞めてよかったと思う一方、好きだったから未練もある」。小学二年の長女(7つ)と、保育所に通う次女(4つ)を育てる愛知県の女性(39)は、約一年半前に中学校教諭を辞めた。

出産前は「生徒のため」と思えば、時間に関係なく働いた。六年前に初めての育児休業から元の学校に復帰。全クラスの音楽の授業を担当し、学級担任や部活動は上司のはからいで免除された。それでも、保育所の開いている午前八時から午後六時まで働いた。

次女を出産して一年の育休後、違う学校で復職。その翌年度から八年ぶりの学級担任を任された。人手が足りず、学年主任も引き受けなければならなくなった。仕事が終わらないときは、いったん子どもを保育所に迎えに行き、子どもを連れて職場に戻ることも。生徒指導のために夜遅くまで働く日も増えた。

子どもが病気のときは、同じ教諭の夫と交代で休み、協力して乗り切った。しかし、自宅に仕事を持ち帰り、土日もパソコンに向かううち、長女が母の顔色をうかがうように。「子どもを犠牲にしている」と悩んだ女性は、長女の小学校入学を控え、学童保育が学区内になかったこともあり、退職を決めた。

教師の仕事は子どものころからの夢。「もう少し職場の配慮があれば、続けられたかもしれない」。現在は、「働くお母さんの役に立ちたい」と一日四時間、保育所でパートとして働いている。

続きを読む

東京新聞

 

 

関連キーワード: ,

一覧ページへ