Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2013/10/30
【SYNODOS】帰ってきた統合失調症 ―― 100人に1人のよくある話


 

【SYNODOS】帰ってきた統合失調症 ―― 100人に1人のよくある話
松本ハウス×功刀浩×荻上チキ
http://synodos.jp/newbook/5983

松本ハウス×功刀浩×荻上チキ

紫のパンツを履いた男が身体を大袈裟に動かしながら「か・が・や・でーす!」と叫ぶ――その強烈な姿を覚えている人も多いだろう。人気番組「ボキャブラ天国」シリーズや「電波少年」で一世を風靡したお笑いコンビ・松本ハウスは、ハウス加賀谷が持病の統合失調症を悪化させたことをきっかけに活動を長らく休止していた。その後、2009年に無事活動を再開し、自らの体験談を綴った『統合失調症がやってきた』(イースト・ブレス)を2013年8月出版する松本ハウス。どのような思いで彼らはこの本を綴ったのか。シノドス編集長・荻上チキがメインパーソナリティーを務めるTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」からの抄録をお送りする。

『統合失調症がやってきた』

南部 本日のゲストは、統合失調症を乗り越えてお笑い芸人に復帰したハウス加賀谷さんとその相方の松本キックさんです。お二人は8月に、実体験を綴った『統合失調症がやってきた』(イースト・プレス)を出版されました。

厚生労働省によりますと、統合失調症はおよそ100人に1人弱が発症するといわれている身近な病気とのことです。2008年の患者調査では、ある一日に統合失調症あるいはそれに近い診断名で日本の医療機関を受診している患者数はおよそ25万人。そこから推計した受診中の患者数は79.5万人とされています。発症するのは10代後半から30代が多く、最近の報告では女性よりも男性の方が若干多いとされています。現在は新しい薬の開発と心理社会的ケアの進歩によって、はじめて発症した患者のほぼ半数は寛解かつ長期的な回復を期待できるようになっています。

ただ8月20日の朝日新聞によりますと、統合失調症で入院している患者の4割が、3種類以上の抗精神病薬を処方されていて、重い副作用や死亡のリスクを高める心配をされています。

荻上 「統合失調症」という言葉をご存知の方は多いと思いますが、今日の放送を前に、具体的にどういった病気なのかといった、基本的な質問メールも多くいただいております。統合失調症は十分な認知がされておらず、メディアでの議論を基礎から進めていく必要がある段階なのだと思います。そこで今回は、統合失調症を発症したハウス加賀谷さんと相方の松本キックさんの体験談をうかがいながら、統合失調症の理解を深めていきたいと思います。お二人とも今日はよろしくお願いいたします。

松本 よろしくお願いしますー! 松本キックですー。

加賀谷 はじめましてー! か・が・や・でーす! よろしくお願いします!

南部 そして今日はもう一方ゲストがいらっしゃいます。統合失調症がご専門の国立精神神経医療研究センター神経研究所疾病研究第3部部長でいらっしゃる功刀浩さんです。

功刀 よろしくお願いします。

続きを読む

SYNODOS

 

 

関連キーワード:

一覧ページへ