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2013/11/22
【中日新聞】障害者や高齢者ら支援 あいち権利擁護ネット設立


 

【中日新聞】障害者や高齢者ら支援 あいち権利擁護ネット設立
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2013112202000003.html

愛知県や岐阜県の法律や福祉の専門家たちが、「あいち権利擁護ネットワーク」を設立した。高齢者や障害者などが困難な状況にあるときに、分野の異なる専門家が連携し、支援するのが目的だ。二十四日には初めての活動として相談会を開く。

高齢者や障害者が困り事に直面したときの支援は難しい。例えば、精神障害のある無職男性がギャンブルにはまったケース。高齢の両親の年金を強引に使い込んだだけでなく、借金も膨らませて多重債務者になった。

こうした場合、弁護士や司法書士の手助けで多重債務を法的処理することが必要だ。法律家などが本人の代わりに契約などをする「成年後見制度」を活用する選択肢もある。高齢者虐待の側面もあるため、虐待相談の行政窓口などに駆け込むことも考えられる。

しかし、現実的には「本人や両親が、専門家や行政の窓口など訪ね歩くのは難しい」と、あいち権利擁護ネット共同代表の一人で、弁護士の高森裕司(ひろし)さん(46)=事務所・名古屋市天白区=は話す。

加えて、専門家が複合的な困難に直面している人の相談を受けたとき、自分の専門分野は的確に助言できるが、他の方面には対応できないことも多い。そこで「専門家たちが緩やかなネットワークをつくり、協力して対応することにした」と、同ネット設立の理由を説明する。

同ネットのメンバーは現在、二十数人。弁護士、司法書士、社会保険労務士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士のほか、社会福祉協議会や地域包括支援センターの職員もいる。当面の活動として、無料相談会を二、三カ月ごとに一回のペースで開く予定。もう一人の共同代表で、司法書士の松尾健史さん(45)=愛知県春日井市=は、「法律や福祉のさまざまな専門職が同席して相談を受ける。本人らだけでなく、専門職の方からの相談にも応じたい」と意欲的だ。将来的にはシンポジウムや研修会なども計画している。

先進地は岡山県。同県内の法律、福祉の専門家らの多くをメンバーにしたNPO法人「岡山高齢者・障害者支援ネットワーク」が十年以上活動する。その代表を務める竹内俊一弁護士が七月に愛知県内で講演したのを機に、専門家の有志らが九月、あいち権利擁護ネットを設立した。

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中日新聞

 

 

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