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2013/12/12
【ウォールストリートジャーナル】インド最高裁、同性愛を認めず―下級裁判決を棄却


 

【ウォールストリートジャーナル】インド最高裁、同性愛を認めず―下級裁判決を棄却
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ウォールストリートジャーナル
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303747904579252773748449910.html

【ニューデリー】インドの最高裁判所は11日、同性愛を合法とした下級裁の判決を覆す決定を下した。おおむね保守的な国柄のインドでようやく進んでいた同性愛容認の機運に突然水を差すもので、権利擁護団体は深く失望している。

2009年、デリー高等裁判所(下級裁)は、同性愛行為を事実上禁止した19世紀半ば制定のインド刑法の条項について、合意の上での行動に適用すべきでないとの判断を示していた。

しかし最高裁は11日、この古い法律は依然合憲であり、この条項を変更ないし削除できるのは議会であって裁判所ではないと述べ、高裁の合法判決を棄却した。

人権擁護団体によると、この法律は150年前に制定されたインド刑法(IPC)第377条として知られるもので、当局は同性愛者を取り締まるため何十年間にもわたってこれに依拠してきたという。

今回の係争を担当した最高裁の2人の判事は98ページに上る判決文で、「われわれはインド刑法377条が違憲性のそしりを受けないとみており、高裁の小法廷が下した判決は法的に維持不可能(無効)と判断する」と述べた。

インドではこの最高裁判断に衝撃を受けている人々が多い。大半の法律専門家や活動家は、高裁の09年の画期的な判決はインドの同性愛者たちの権利を拡大する最初の重要なステップとみており、最高裁もこれを支持すると予想していたからだ。

同性愛者の権利擁護活動家でデリーに本拠を置く都市プランナーのGautam Bhan氏は「きょうは憲法にとって暗黒の日だ」と述べ、「最高裁がインド市民の権利拡大を奪い取ったことはこれまで一度もなかった」と語った。

インド政府は最高裁の決定に公式な反応はみせていない。一部の当局者は、最高裁判断を検討するためもっと時間が必要だと述べた。

インドのマニシュ・テワリ情報・放送相はテレビインタビューで、「最高裁の判決については、研究し、理解し、取り込む必要があるだろう」と述べ、「仮に議会がこの件ですべきことがあるならば、議会は確実にそうするだろう」と語った。

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