Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2013/12/24
【毎日新聞】どうすれば安全安心:親が認知症になったら


 

【毎日新聞】どうすれば安全安心:親が認知症になったら
上 出せるお金で施設を選択
続きを読む
朝日新聞
上 出せるお金で施設を選択
http://mainichi.jp/shimen/news/20131212dde012100008000c.html
下 他の施設で特養を待つ
http://mainichi.jp/shimen/news/20131219dde012100039000c.html

上 出せるお金で施設を選択

◇介護疲れ、ストレス注意/安い特養、入居には運も/地方、都心で費用に差

ある50代の男性。80代の母親の物忘れがひどく、自分の名前さえおぼつかない。近所の人が迷子になった彼女を発見した。「人に迷惑をかける」と男性は介護保険サービスを受ける決断をした−−。人ごとではない。家族が認知症になったら何が起こり、どう対処すればいいのか。2回にわたり報告する。【内野雅一】

高齢化とともに、認知症を患う人が増えている。団塊の世代が大量に後期高齢者入りする「2025年問題」が日本社会に迫り、老老介護が急増するのは必至。「認知症マネーまるわかりガイド」を共著で出したファイナンシャルプランナーの竹下さくらさん(44)は「ジワジワと進行する認知症は先が見えない介護となりがち。厳しいようですが、出せるお金の範囲で何ができるかを知っておかないと、いつか家族は破綻します」と訴える。

00年に始まった介護保険制度があるとはいえ、利用すると1割の自己負担がある。それは実際にはいくらになるのか。コストの低い特別養護老人ホーム(特養)は待機者が多く入居が難しいが、在宅介護と施設介護とで負担額の違いはどのくらいか。淑徳大学教授(社会保障論)の結城康博さん(44)に、モデル家族で認知症の介護が家計にどう影響するかをシミュレーション、試算してもらった。

モデル家族は60代夫婦と80代後半の親1人の3人暮らし。収入は老親が国民年金で月5万円、再就職した夫は給与が月15万円と年金が月5万円の計20万円、妻には月5万円のパート収入があり、家計全体の収入は月30万円。一戸建てのマイホームのローンは完済し、貯蓄は退職金などで2000万円ある−−との設定だ。

そこそこの暮らしをするには十分といえる家計である。だが、それは「何もなければ」の話。老親は物忘れが激しくなり、足腰も弱ってきた。電話の取り次ぎもままならなくなり、介護保険サービスを受けることにした。そのためには要介護認定が必要。老親は「排せつや食事に一部介助が必要で、立ち上がりなどが自分でできない。歩行が自分でできないことがある」状態の「要介護3」とされた。

まず、1人にしておけないので妻がそばにいて面倒を見ることになり、パートを辞めた。収入の月5万円がなくなった。一方、介護サービスは通所介護(デイサービス)を週2回と身体介護中心の訪問介護(ホームヘルプ)を週1回利用。その自己負担分や医療費、通院のタクシー代などを含めた介護・医療にかかる費用は月約5万円。30万円あった家計収入のうち、自由になるお金はこの時点で20万円に減ってしまった。

続きを読む

毎日新聞

上 出せるお金で施設を選択

下 他の施設で特養を待つ

 

 

関連キーワード: ,

一覧ページへ