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2014/04/24
【神戸新聞】「可視化」論議/全面的に踏み切るべきだ


 

【神戸新聞】朝鮮学校への補助金は適法 神戸地裁で判決
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神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201404/0006885294.shtml

教訓は生かされるだろうか。

取り調べの録音・録画(可視化)の制度化に向けて、法制審議会の特別部会で議論が進む。30日には法務省が試案を示すが、納得のいく中身となるかどうか不透明だ。

これまでの議論に基づくまとめとされるが、殺人や強盗致傷など裁判員裁判の対象事件に限定したい検察・警察側と、全面可視化を求める他の委員らとの隔たりは大きい。

大きな溝を残したままの試案では到底、受け入れられない。

特別部会の設置は、厚生労働事務次官の村木厚子さんが冤罪(えんざい)に巻き込まれた大阪地検の証拠改ざん隠蔽(いんぺい)事件がきっかけになった。村木さんも委員に加わり、刑事司法の抜本改革を掲げてスタートした。

裁判員裁判の対象事件は刑事事件全体のわずか3%にすぎない。これでは国民の理解を得るのは難しい。

強引な取り調べを批判された検察は、特捜事件や知的障害者の取り調べに、録音・録画を導入した。

容疑者の供述は正しいか。違法な取り調べはなかったか。検証するには、録音・録画が何より有効な手段であることは、検察も十分認識しているという。

だとすれば、原則、全面可視化に踏み切るしかないだろう。例外を設けるにしても、報復の恐れがある暴力団絡みの事件や、被害者に精神的負担を強いる性犯罪など一部にとどめるべきではないか。

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神戸新聞

 

 

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