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2014/11/06
【中日新聞】快護目指して:信頼が生む「本当の幸せ」 ひとり要介護


 

【マガジン9】政権の懐柔に負けぬ 骨のある女性誌の憲法特集
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マガジン9
http://www.magazine9.jp/article/biboroku/15732/

まだまだ暗い午前四時ごろ、堺市南区の団地で一人暮らしをする河上昌三さん(79)は、腰に痛みを覚えて目を覚ました。介護ベッドを降り、つえを突いて台所へ。コーヒーメーカーでコーヒーを二杯分入れ、ゆっくりと飲む。六時になると、流しの前の椅子に座ってトーストとサラダの朝食を作り始めた。介護ヘルパーが週六日、夕食の準備はしてくれるが、朝と昼、土曜の三食は自炊。「売ってる総菜は嫌いだから」と笑う。

河上さんは、四十代で離婚。三人の子の所在も知らない。八年前からは食道がんや狭心症の手術、肺などの病気で入退院を繰り返し、現在は「要介護2」の状態だ。酸素吸入のチューブを常に鼻につけ、ヘルニアなどの痛みも抱えるが、介護保険サービスをフル活用し、三十年以上住み慣れた団地での生活を続ける。

それを支えるのは、調理のほか掃除や買い物もしてくれるヘルパーの世話に加え、週一回の往診と訪問看護、腰の痛みを和らげる訪問リハビリ。薬は薬剤師が自宅に運んでくれる。電動車椅子や介護タクシーを使い、月三回の通院もこなす。一年ほど前から、こんな暮らしが軌道に乗った。

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中日新聞

 

 

 

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