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2015/02/05
【SYNODOS】「LGBTといじめ」を考える


 

【SYNODOS】「LGBTといじめ」を考える
遠藤まめた / 「やっぱ愛ダホ!idaho-net」代表
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SYNODOS
http://synodos.jp/society/12666

遠藤まめた / 「やっぱ愛ダホ!idaho-net」代表

「自分らしくって言うけど、それってなんなんだよ」――。そう言われた少年は、苦しそうに顔をゆがめた。10年ほど前に放映された「真剣10代しゃべり場」(NHK教育)のこの一コマを今でも覚えている。「真剣~」は、10代の若者たちによる討論番組で、その回のテーマは「男らしくなきゃダメですか?」だった。テーマを発案したのは「男らしくないことでいじめられている」という中学生男子。

彼は「自分は自分のままではダメなんだろうか」とスタジオに集まった10代の仲間たちに問いかけていた。仲間たちは「そのとおりだ」と応じた。「いじめられる側にも原因がある」「自分を変えるべき」との厳しい意見が相次ぐ中で、彼はやがてポロポロと涙を流し始めた。番組を観ながら、当時高校生だった私はだんだん重苦しくなった。いじめられても守ってもらえないタイプの子どもっているんだな、と思った。そして、そんな子どもである彼のことを、他人事だとも思えなかった。

「いじめを受けやすい子ども」は存在する。「いじめ被害にあったときに孤立しやすい子ども」も存在する。人種や民族が違っていたり、発達障害があったり、男らしさ/女らしさから外れたり、LGBTであったりする子どもたちは「いじめ被害のハイリスク層」として、欧米諸国では個別のいじめ施策が取り組まれている。しかし、日本のいじめ対策は「いじめはいけない」という一般論にとどまっており、これまで個別のハイリスク層に目を向けてこなかった。

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