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2015/02/05
【徳島新聞】社説:外国人介護実習 安易な制度拡大は疑問だ


 

【徳島新聞】社説:外国人介護実習  安易な制度拡大は疑問だ
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徳島新聞
http://www.topics.or.jp/editorial/news/2015/02/news_14230964213924.html

厚生労働省が、外国人技能実習制度の対象職種に介護分野を加える方針を決めた。

名目は、高度化した日本の介護技術を海外に移転するというものだ。しかし、介護現場の人員不足を安価な労働力で穴埋めしようとの狙いが透けて見える。

人口減少が続く中、外国人の力を借りて人手不足を補う必要性は高まっているが、実習制度を安易に拡大するやり方は疑問である。

厚労省は新年度中の職種追加を目指し、2016年度に受け入れを始めたい考えだ。関連法案は通常国会に提出される。国会でしっかりと議論するよう求めたい。

実習制度は発展途上国などを対象に、日本で最長3年間働き、習得した技術を母国の経済発展に役立ててもらう目的で、1993年度に導入された。農業や製造業などの分野で69職種が認められており、介護が加われば対人サービスで初めてとなる。

実習生は13年末で約15万5千人、徳島県内には約2千人がいる。

介護現場は慢性的に人員確保が難しく、外国人の積極的な受け入れを求める声があるのは確かだ。厚労省は団塊の世代が75歳以上になる25年度に、介護職員が約30万人不足すると推計している。

そうした事情があるとはいえ、実習制度を利用するのは問題がある。

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徳島新聞

 

 

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