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2015/07/01
【毎日新聞】記者の目:川崎の簡易宿泊所火災=太田圭介(川崎支局)


 

【毎日新聞】特集ワイド:護憲ってカッコイイ 若者が主婦が…憲法の価値再発見
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毎日新聞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150629dde012010002000c.html

◇国は安価な住宅供給を

川崎市川崎区の簡易宿泊所「吉田屋」と「よしの」で5月17日、死者10人を出す火災が発生した。両宿泊所の利用者は、生活保護を受給する高齢者が大部分を占め、生き残った「住民」も転居を巡る苦境に直面している。この大惨事とその後の住民を巡る現状に、日本の貧しい福祉政策が生んだひずみを見る思いだ。

全国の肉体労働現場を渡り歩き、流れ着いた長崎出身の被爆者男性(84)。父親の借金取り立てに追われて自殺を図り、病院で生活保護受給を勧められた元大手自動車メーカー勤務の男性(49)−−。出会った住民はさまざまな過去を持っていた。火元の吉田屋に住んでいた男性(81)は、栃木県内の高校を卒業して北海道で働き、起業。「会社は経営破綻し、12年前から生活保護を受け、ここで暮らしていた」と打ち明けた。

川崎区役所保健福祉センターによると、高度経済成長期以降、川崎の工場や建設工事現場には全国から肉体労働者が集まってきたが、多くが加齢や産業構造の変化で職を追われた。彼らはアパートを借りる資金や保証人などを準備できず、生活保護を受給しつつ簡易宿泊所に居着くことになったという。近年は、バブル崩壊やリーマン・ショックによる失業者も入居するようになった。

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毎日新聞

 

 

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