Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2015/07/03
【毎日新聞】特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 映画監督・想田和弘さん


 

【毎日新聞】特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 映画監督・想田和弘さん
続きを読む
毎日新聞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150701dde012010012000c.html

◇戦争に慣れる日来る

「究極の対米従属です」。ヘッドホン越しに、米ニューヨーク在住の映画監督、想田和弘さん(45)の声が鋭く響いた。インターネットによる映像・音声通話「スカイプ」での取材を始めて数分後の言葉だった。

パソコン画面に映る想田さんは続けた。「安保法制は、自衛隊がアメリカの都合でアメリカの戦争に駆り出されることを意味する法案です。皆忘れがちですが、アメリカは今も戦争をしている国なんです」

「戦争をしている国」という言葉にどきっとした。日本との1万キロの距離を、あらためて意識した。

米国に20年以上暮らし、2001年の同時多発テロと、その後の対テロ戦争を間近に見てきた。だからこそ思う。「安保法制が成立し、自衛隊が最初に派遣される先は日本の周辺じゃない。遠く中東のどこかだと思います。なぜなら米国の戦争がそこにあるから」

日米同盟強化の根拠に東シナ海での中国の脅威が挙げられることについて、想田さんは「アメリカが日本のために中国と戦争? するわけないですよ」と笑い飛ばす。「日本には、中国は米国の仮想敵国と信じている人も多いけれど、そんな冷戦時代の構図はとうに崩壊しています。今や中国は米国経済の最重要パートナー。尖閣諸島の有事くらいで、国益第一のアメリカが中国と戦争するわけがない。議会の承認も下りないだろうし、そもそも世論が許さない」

続きを読む

毎日新聞

 

 

関連キーワード: ,

一覧ページへ