Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2016/05/11
【信濃毎日新聞】社説:高齢者の拘束 実態つかみ 防ぐ手だてを


 

【信濃毎日新聞】社説:高齢者の拘束 実態つかみ 防ぐ手だてを
続きを読む
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160510/KT160509ETI090011000.php

精神科病院や介護施設などで、認知症の高齢者らの手や足をベッドに縛りつけたりする「身体拘束」が後を絶たない。人権と尊厳に関わる問題である。なくしていくための手だてを尽くさなくてはならない。

全国の精神科病院で身体拘束を受けた患者が2013年度、1万人を超えたことが厚生労働省の調査で分かった。調査項目になった03年度から増え続け、10年間でほぼ2倍になった。

認知症患者の入院が増えたことが背景にあるとみられている。保護室と呼ばれる個室に隔離された患者も1万人近くに達した。

入院患者は全体として減っている。にもかかわらず拘束や隔離が増え続けるのは異常な事態と言える。厚労省は「因果関係は特定できない」とするが、それで済ますわけにいかない。実態を詳しく調べるべきだ。

精神科病院をめぐっては、患者の人権を顧みない対応がいまだ根強いと指摘されている。病院の訪問活動に取り組むNPO「大阪精神医療人権センター」によると、安易に拘束する事例は若手の医師を中心に目立つという。医師の育成にも課題がある。

続きを読む

信濃毎日新聞

 

 

関連キーワード:

一覧ページへ