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2016/06/28
【東京新聞】社説:週のはじめに考える 支え合いの橋懸けたい


 

【東京新聞】社説:週のはじめに考える 支え合いの橋懸けたい
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東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2016062702000132.html

医療職だった難病の女性が、障害者らの生活を支えるNPO法人を立ち上げます。“両方”の当事者経験を持つ、その取り組みが問いかけるものは。

全身の筋力が低下する難病「重症筋無力症」を患って、もう十年が過ぎました。

名古屋近郊の愛知県尾張旭市で暮らす押富俊恵さん。先月末、三十五歳になったばかりです。

発症時は、病院勤めの作業療法士。リハビリに励む患者たちの背中を押す立場でした。

症状が進み、やがて仕事を離れることに。でも幸い、気管切開手術のあと、言葉が出た。だから日常会話には、そう困りません。

◆物言えぬ弱者に無頓着

今は人工呼吸器と車いすの在宅療養生活で、介護ヘルパーの世話がいります。呼吸器が外れれば命に関わり、ヘルパーがいないときは同居の母親を頼る日々です。

そんな彼女が弱者支援について考え始めたのは二年半ほど前。母親が長期入院したときでした。

ヘルパー時間の拡大を求めましたが、行政窓口に当初「前例がない」と渋られたのでした。

公的制度は得てして複雑です。たとえば障害福祉サービスも、声をあげなければ、必要な支援を受けられぬ人がいる。

患者らへの説明・相談体制や制度がかつてより格段によくなったはずの病院などでも、実際には医師や看護師らに気後れし、本音を口に出せぬ人がいる。

しかし、そうした現実に、行政や医療の現場は、存外、無頓着なのです。

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東京新聞

 

 

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