Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2016/07/15
【東京新聞】障害で「命の差別」しないで  死亡逸失利益巡る裁判が本に


 

【東京新聞】障害で「命の差別」しないで  死亡逸失利益巡る裁判が本に
続きを読む
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201607/CK2016071502000161.html

障害者施設内の事故で亡くなった知的障害のある少年が、「将来得られる利益はゼロ」と算定されたのは「命の差別」だとして遺族が訴えた裁判の記録が本になった。逸失利益約七百七十万円を賠償金に盛り込むことで成立した和解から四年余り。「障害者の命の価値を巡る状況は、残念だが今も変わっていない」と、家族と担当弁護士は訴える。 (寺西雅広)

本のタイトルは「晃平くん『いのちの差別』裁判」(風媒社)。執筆者の一人で、裁判を担当した岩月浩二弁護士は「お金を稼げるかどうかで命が判断される。そんな差別が公然と行われていることを、記録として残す意味がある」と話す。

少年は、重度の知的障害があった名古屋市守山区の故伊藤晃平さん=当時(15)。名古屋市北区の短期入所施設に宿泊していた二〇〇七年十二月二十二日早朝、階段を下りようとして転落、頭を打って死亡した。

施設側は管理体制の過失を認めたが、施設が保険に加入していた損害保険会社が算出した賠償額は約千五百万円。同世代の健常者の四分の一だった。障害のため、晃平さんが将来働いて得るはずだった収入を意味する「逸失利益」をゼロと見積もったためだ。

続きを読む

東京新聞

 

 

関連キーワード:

一覧ページへ