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2016/08/26
【愛媛新聞】社説:視覚障害者ホーム転落 安全環境と声掛けで命守りたい


 

【愛媛新聞】社説:視覚障害者ホーム転落 安全環境と声掛けで命守りたい
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愛媛新聞
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201608237122.html

乗降客でごった返す駅の狭いホーム。アナウンスをかき消す列車の騒音と通過の風圧―。線路の間近で足がすくむ経験をした人も少なくないだろう。ましてや目の不自由な人たちにとっては、命の危険と常に隣り合わせなのだと痛感させられる。 

先週、東京メトロ銀座線青山一丁目駅(東京都港区)で、盲導犬を連れた男性がホームから転落し、電車にひかれて死亡した。視覚障害者にとってホームはまさに「欄干のない橋」。防ぎようはなかったのかとやりきれない。痛ましい事故が二度と繰り返されないよう、安全対策を急がなくてはならない。 

男性の進行方向、転落場所から約5メートル先には柱があった。防犯カメラの映像などによると、男性は右側に盲導犬を連れてホームを歩き、徐々に左に寄って線路に落ちた。ホームは幅約2・9メートル。柱がある場所は通れる幅がさらに狭くなっている。転落防止用のホームドアはなく、危険な状況は明らかだ。 

線路と平行して点字ブロックが敷設されているが、一列に並んだ柱が食い込む形で、視覚障害者の歩行を妨げている。東京メトロでは、全179駅のうち2割弱にあたる32駅で、同様に点字ブロックに柱がかかっているという。ホームが狭く、スペースの確保が難しいという事情はあるにせよ、柱にぶつかったり、よけたりすることで方向感覚が狂う懸念が拭えない。

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愛媛新聞

 

 

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