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2016/08/30
【SYNODOS】貧困の基準はどこにある?――「貧困女子高生」報道から考える


 

【SYNODOS】貧困の基準はどこにある?――「貧困女子高生」報道から考える
大西連 / NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
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SYNODOS
http://synodos.jp/society/17805

大西連 / NPO法人自立生活サポートセンター・もやい

経済的な理由から専門大学への進学をあきらめた女子高校生が、「現実を変えるために、子どもの貧困は日本にも存在するのだと理解してほしい」とNHKのニュース番組で訴えた。しかし、インタビュー中に映り込んだ彼女の自宅の文房具や、彼女のものと思われるSNSで1000円以上のランチを食べていた様子から「貧困ではない」と判断した人々が、NHKの捏造であると批判。国会議員までもが言及する騒ぎになった。そもそも、「貧困」とはどのような状態を指すのだろうか。その定義ついて、生活困窮者の相談支援に携わるNPO法人もやい理事長大西連さんにお話を伺った。(構成/山本菜々子)

彼女は貧困じゃない?

――今回の騒動では、「放送局の捏造だ」「1000円のランチを食べずに、貯金をしろ」「一度働いて専門学校にいけばいいのでは」「報道に配慮がなかった」など、様々な批判が飛び交いました。その前提に「彼女は貧困ではない」という判断があります。一連の動きについて、大西さんはどう感じましたか?

大前提として、「彼女が本当に貧困か」をニュース番組の断片的な情報だけで、判断することはできません。

その上で、「彼女は貧困じゃない」と断定していくような批判をみていくと、貧困についての理解が進んでいないこと実感しました。

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