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2016/11/02
【西日本新聞】社説:憲法公布70年 普遍の理念生かす道こそ


 

【まぐまぐニュース】機動隊員が沖縄県民へ「土人」と発言する空気は誰が作ったのか?
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まぐまぐニュース
http://www.mag2.com/p/news/225417

「歴史とは現在と過去との間の尽きることのない対話である」

英国の歴史家、E・H・カーが残した意味深長な言葉です。

「国のかたち」の礎である憲法を今、なぜ、見直すのか。

戦後民主主義の起点となった日本国憲法の公布から、あすで70年になります。折しも、国会では改憲に前向きな与野党の議席が衆参両院で3分の2を占め、発議への議論が始まりつつあります。

そこには民意との乖離(かいり)がありはしないか。私たちは憲法が持つ普遍的な意義、役割を今の政治に照らして再確認したいと思います。

●そもそも誰のものか

共同通信社の憲法に関する直近の世論調査では、改憲論議に関心を持つ人が78%に達しました。

改憲については「必要」20%、「どちらかといえば必要」38%、「どちらかといえば不要」25%、「不要」15%‐でした。

戦後70年余を経て、国内外の情勢は変化し、憲法を巡る論点は多岐にわたっています。国民の関心の高まりは当然といえます。

ただし、気掛かりなことがあります。そもそも、憲法は誰のものか。安倍晋三首相は自分が主役である、と勘違いしていないか。そうであれば「主客転倒」です。

憲法は国民の権利を守るために為政者の権限を縛るものです。政治家が思い描く国家像を具現化するための道具ではない、と確認しておかなければなりません。

国会の役割は、基本的に憲法の理念に沿った立法作業であり、改憲については発議までの権限しか与えられていません。あくまで主権者は国民である、からです。

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西日本新聞

 

 

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