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2016/11/02
【読売新聞】ハンセン病 英訳で発信...米国人講師


 

【読売新聞】ハンセン病 英訳で発信…米国人講師
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読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20161102-OYO1T50007.html

ハンセン病関連施設群の世界遺産(文化遺産)登録を目指す国立療養所・長島愛生あいせい園(岡山県瀬戸内市)を支援しようと、大手前大学(兵庫県西宮市)で日本文学を教える米国人講師の田中キャサリンさん(38)が、映像資料やホームページなどの英訳を進めている。英語による各療養所や証言の発信は進んでおらず、「悲劇の歴史を世界に伝えたい」との願いを込める。

田中さんは米オハイオ州出身。小学生の時、日本人の親友がいたことから日本に興味を持ち、シカゴ大で日本文学を専攻した。日本への語学留学中に知り合った日本人男性と結婚し、帰国後はシカゴ大大学院で日本文学と医療をテーマにした研究に没頭した。

そこで読んだのが、ハンセン病作家・北條民雄(1914~37年)が体験を基に書いた小説だった。米国にも療養所はあったが、約90年に及んだ日本の隔離政策は世界でも異例だ。何度も来日し、各地の療養所で元患者の体験に耳を傾けた。

「『あんたは死んだ』と周りに言ってあるんだ」。元患者の男性は父の葬儀で古里に帰った時、家族にそう言われ、家にさえ入れてもらえなかったという。家族を引き裂く残酷な差別に、「今までの無関心を罪とさえ感じた」と振り返る。

研究を深めたいと2012年に日本へ移住し、14年から大手前大講師に。施設群の世界遺産化を目指す長島愛生園の取り組みを知り、支援を申し出た。

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