Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2016/11/07
【ニューズウィーク日本版】日本と中東の男女格差はどちらが深刻か


 

【ニューズウィーク日本版】日本と中東の男女格差はどちらが深刻か
中東ニュースの現場から 川上泰徳
続きを読む
ニューズウィーク日本版
http://www.newsweekjapan.jp/kawakami/2016/11/post-23.php

中東ニュースの現場から 川上泰徳

<男女格差ランキングで、日本は144カ国中111位。「G7最下位」と報じられたが、むしろ「中東レベル」と言うべきだ。中東といえば、欧米から「女性差別」と批判されるイスラム教の国々だが、実はそれらの国々よりも日本のほうが深刻かもしれない>

ダボス会議で知られる世界経済フォーラム(WEF)が10月下旬に各国の「男女格差(ジェンダーギャップ)」を比較した今年の報告書を発表し、日本は世界144カ国中111位だった。朝日新聞は「主要7カ国(G7)で最下位」などという見出しで報じた。144位までのランキングを見れば、110位以下では中東の主だった国々16カ国が並んでいる。これを見る限り、日本の男女格差は「G7最下位」どころではなく、中東レベルである。

「中東レベル」というと、中東で男女格差が広いのは、欧米からは「女性差別」と批判されるイスラムという宗教が理由と思うかもしれない。しかし、一口に中東と言っても、国によってイスラムの厳格さの度合いにはかなりの違いがある。伝統的な王制・首長制の湾岸諸国ではアルコール禁止など厳格なイスラムが実施されている印象だが、エジプトやシリア、レバノンという共和制では、女性参政権もあり、アルコールも売られている。イスラムが男女格差を広げる要因ならば、イスラム色が薄い国の方が当然、男女格差が少ないと思うかもしれないが、実はそうとは言えない。

続きを読む

ニューズウィーク日本版

 

 

関連キーワード:

一覧ページへ