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2016/11/30
【北海道新聞】社説:鶴保氏の発言 沖縄相の資質問われる


 

【北海道新聞】社説:鶴保氏の発言 沖縄相の資質問われる
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北海道新聞
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0094444.html

沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事で反対派を「土人」となじった機動隊員の発言について、鶴保庸介沖縄北方担当相が国会で「差別とは断定できない」と答弁した。

人権や沖縄の歴史に無理解な問題発言であるのは言うまでもないが、鶴保氏はその後も撤回する考えはないと明言した。

さらに見過ごせないのは、政府が鶴保氏の発言の訂正や謝罪は不要とする答弁書を閣議決定したことだ。沖縄担当閣僚としての資質ばかりか、安倍政権の沖縄に対する姿勢そのものが問われている。

土人は「未開・非文明」などの意味を含む。金田勝年法相は差別用語だと国会で認めている。

この言葉が米軍基地の現場で公権力を行使する側から反対派に発せられたことは、沖縄の人たちに基地問題の背後にある構造的差別の歴史を想起させたに違いない。

鶴保氏がそれを分かっていれば「差別と断定できない」とは言えまい。そもそも、内閣に沖縄振興担当の閣僚がいるのも米軍の占領統治などの歴史と密接に関わる。

北海道で土人という言葉から連想するのは、1997年に廃止された北海道旧土人保護法だろう。

アイヌ民族を「旧土人」と呼ぶ法律の名称自体が差別の象徴と批判された。北方担当相でもある鶴保氏が当然知っていなければならない経緯だと指摘しておきたい。

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北海道新聞

 

 

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