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2016/12/01
【マガジン9】憲法24条を考える:谷口真由美さんに聞く(その2)「家族は助け合わなくてはならない」


 

【マガジン9】憲法24条を考える:谷口真由美さんに聞く
(その2)「家族は助け合わなくてはならない」
自民党の24条改憲案は「オッサンのファンタジー」?
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マガジン9
http://www.magazine9.jp/article/think24/31281/

自民党の24条改憲案は「オッサンのファンタジー」?

今年6月、『憲法って、どこにあるの?』と題した著書を出版された、法学者にして「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美さん。前回、24条は「押しつけ」ではなく、むしろ「ギフト」とのお話でしたが、一方、今出されている自民党の改憲草案の24条については「オッサンのファンタジー」だと指摘します。こうした改憲がもし実現したらどんな心配があるのか、そして、そうさせないために何をしていくべきかを考えます。

●自民党の改憲草案が実現すれば
今よりもっと息苦しい社会になる

——前回、日本国憲法は人々の意識のずっと先を走っていて、それが追いつかないままに「改憲」がちらつく今の状況になってしまっている、というお話をうかがいました。一部の「オッサンたち」は、憲法に追いつこうと必死に頑張って走っている女性たちのことが嫌いなんじゃないかともおっしゃっていましたが、それはどうしてだと思われますか。

谷口 戦後、憲法によって思うように力がふるえなくなった男の恨み辛みじゃないですか。よく「男はつらい」とか「お父さんは家で悲哀を味わってる」とかいうけど、男だけが世の中でつらいと思うなよ、と。そして、自分がいろいろ思い通りにいかないことを、人のせい、憲法のせいにするなと言いたいですね。

私は、今生きている人や次の世代が、今より楽になれる、今より機嫌よく暮らせるようになるような方向の憲法改正なら、やったらいいと思っています。たとえば、公的な場での差別を厳しく禁じるとか、性的少数者の人たちの権利をもっと広く認めるとか。でも、今出されている自民党の改憲草案は、どう考えても実現したら今より息苦しい社会になる。説教がましくて、飲んだオッサンの愚痴を聞いてるか、オッサン上司に呼び出されてご高説を賜ってるみたいな感じがするんですよね。

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