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2017/04/26
【SYNODOS】誰のため、何のための「改正」? 精神保健福祉法改正の構造的問題


 

【SYNODOS】誰のため、何のための「改正」? 精神保健福祉法改正の構造的問題
竹端寛 / 福祉社会学
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SYNODOS
http://synodos.jp/welfare/19637

竹端寛 / 福祉社会学

本来の趣旨に添うならば

一般的に、法律は現実の後追いである。法律で対応できない・法律が想起していなかった、現に起こっている新しい問題に対応するためには、法律の改正が時として必要になる。ただ、それが「誰のため」「何のため」か、で改正される内容が大きく異なってくる。2017年の通常国会で審議されている「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」(以下、「精神保健福祉法」という。)の改正も、この根本の部分で構造的な課題を抱えている。

まず、精神保健福祉法とは、何のための法律なのだろうか。法第一条には、次のように書かれている。

「この法律は、精神障害者の医療及び保護を行い、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 (平成十七年法律第百二十三号)と相まってその社会復帰の促進及びその自立と社会経済活動への参加の促進のために必要な援助を行い、並びにその発生の予防その他国民の精神的健康の保持及び増進に努めることによって、精神障害者の福祉の増進及び国民の精神保健の向上を図ることを目的とする。」

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