Be FLAT:10代の人権情報ネットワーク

人権関連トピックス

一覧ページへ

2017/05/15
【信濃毎日新聞】社説:日本と化学兵器 加害と被害の教訓は重い


 

【信濃毎日新聞】社説:日本と化学兵器 加害と被害の教訓は重い
続きを読む
信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170514/KT170512ETI090002000.php

「ウサギの島」として知られる広島県の大久野島。至る所で愛らしい姿が見られ、観光客が急増している。

海外で話題になるほどだが、負の歴史を背負っていることにはあまり光が当たらない。旧日本陸軍が毒ガス生産の拠点にしたことだ。国際法に反し、実戦使用もした。

工場に動員された人々はひどい後遺症に長年苦しめられてきた。広島にとっては原爆の被害とともに戦争のむごさを後世に伝える重要な意味を持つが、関係者は年々減り、体験を継承するのが難しくなっている。

<風化させぬ努力を>

1997年に発効した化学兵器禁止条約が先月、20年の節目を迎えた。加盟国が申告した兵器の95%が破壊され、一定の成果は出ている。が、条約に基づき廃棄が終わったはずのシリアで使用されるなど、根絶には程遠い。

化学兵器に関し、われわれ日本人は加害と被害の両方の立場を経験している。

何をなすべきか。第一に歴史の真実と向き合い、記憶を風化させないことだ。化学兵器の非人道性を世界の人々に訴えていく力を養っていきたい。

続きを読む

信濃毎日新聞

 

 

関連キーワード:

一覧ページへ