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2017/11/13
【現代ビジネス】高齢化進む「ハンセン病」療養所。その中にある保育園をご存知ですか


 

【現代ビジネス】高齢化進む「ハンセン病」療養所。その中にある保育園をご存知ですか
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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53426

崎山 敏也TBSラジオ放送記者

プロフィール

家族にすら拒絶されて…

ハンセン病問題を覚えていますか?

ある年齢以上の方なら、2001年、当時の小泉総理がハンセン病の回復者(患者だった人)と面会したことが大きく報じられたのをご存知かもしれません。

戦後、ハンセン病が治るようになっても患者の強制隔離政策は続き、「らい予防法」がやっと廃止されたのは1996年のことでした。熊本地裁が隔離政策を憲法違反と判断、国家賠償請求訴訟に敗れた国が控訴を断念した直後のことです。

その時をピークにハンセン病に対する社会の側の関心は低下しました。訴訟の中心にいた人たちも現在、大半が亡くなっています。

厚生労働省によると、らい予防法が廃止された1996年5月1日時点で、全国の13の国立療養所には5479人の入所者がいましたが、2017年5月1日時点では1468人に減少、平均年齢は85.3歳です(もっとも、私立の療養所も1つあり、またハンセン病が治る病気になった1950年代以降に治って退所した人、らい予防法が廃止されてから退所して社会復帰した人もいるので、国立療養所の入所者数=回復者数ではありません)。

しかし、「ハンセン病問題」はまだ終わっていません。らい予防法が廃止されて、強制隔離政策が終結してからも、故郷にいる家族や親類が拒絶しているため、帰る機会を持てないままの人もいます。

かつて、ハンセン病の子供が療養所に入ると、大人の入所者から本名ではない「園での名前」を作るように促されました。実家が「患者を出した家」だとわかると差別を受ける。故郷の家族を守るためでした。

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