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2018/01/05
【日経新聞】ハンセン病の長編漫画刊行 差別の実態「関心持って」


兵庫県姫路市在住の漫画家、古林海月さん(48)が、ハンセン病をテーマに描いた長編漫画「麦ばあの島」(すいれん舎)を刊行した。高齢化が進む療養所の元患者から直接聞いた話を柱に、国の隔離政策によって故郷から離された患者と、その家族にまで及んだ差別の実態を伝えている。

漫画は全4巻で、計800ページ超の大作。隔離政策の根拠となった「らい予防法」廃止後の1990年代後半の姫路を舞台に、女子短大生が元患者の理容師「上原麦」と出会い交流を重ねながら、壮絶な生い立ちを聞き、自身の生き方を見つめ直していくストーリーに仕上げた。

古林さんは兵庫県の福祉事務所に勤務していた2000年、岡山県の国立ハンセン病療養所邑久光明園に兵庫出身の元患者を見舞う仕事で訪問。親交を深める中で「かつては公務員も(隔離政策を実行する形で)差別に加担していた立場。過去の過ちから学ばなければならない」と感じたという。03年に漫画家に転身後もハンセン病問題に向き合い続けた。療養所に足を運び取材を重ね、10年以上かけて完成した。

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日経新聞

 

 

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