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「基本編」


Q1.部落差別とは何ですか?

みなされた人への差別です。

部落差別とは、部落(Q3参照)に生まれ、育ち、住んでいる、あるいは地縁・血縁関係を部落にたどることができる、とみなされた人への差別です。したがって部落出身者でなくても、部落差別にあうことがあります。例えば、部落出身者ではないが部落に住んでいる、部落に住んでいないが部落出身者と結婚している、部落と隣接していることなどを根拠に部落ではない地域が部落とみなされる、などといった場合が、その例として挙げられます。

差別とは何でしょうか? 『大辞林』(三省堂刊)によると「【偏見】や先入観などをもとに、特定の人々に対して不利益・不平等な扱いをすること」とあります。その人自身の個性や特性を評価せず、逆に本人が責任の負いようがない、あるいは本人の努力では解決しがたい事情を根拠として不利益をあたえたり、人権を侵害したりすること。それが差別です。

わたしたちが生きているこの社会にはさまざまな差別の問題がありますが、部落差別の問題もまた重大な社会問題のひとつです。近年、解決の方向へと進みつつありますが、結婚や就職など、さまざまな場面における差別(Q2参照)が今もなお生じています。

【偏見】
十分な証拠のない思い込みで、他人のことを悪く考えてしまうこと。ある集団に属しているとみなされる、または、その集団が持つマイナスの特性を持っているとみなされるだけで、その人に対して向けられる嫌悪や悪意ある態度・意識のこと。