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「子ども」
児童虐待


保育所で子どものけがに気づいたときは?
保育士として働いているのですが、担当している子が登園時に、ほおにたたかれたことを疑わせる内出血があると気づきました。思い返すとこれまでもときどき小さな内出血があったように思います。どうしたらよいでしょうか。

一人で抱え込まず、職員同士で情報交換し、問題の共有を図りましょう。他の保育士もなにか情報をもっているかもしれません。通報・連絡先としては、児童相談所や市町村福祉担当課などが考えられます。子どもや家庭に関係する機関が役割を確認し、保護者へのアプローチ方法やケアの方向性を考えていきます。
この相談の場合、保育士として子どもの内出血について保護者に尋ねることは必要なことですし、保育士に気づかれていることが伝わることで、一定の抑止力になる場合も多いものです。保護者の中には、子どもをたたいてしまうことに一人悩んでいる人もいます。きっかけがあれば誰かに話を聞いてもらいたいと思っている場合、保育士との関係が深まると、保護者自ら虐待について話し始めることもあります。
また、子育てが母親一人に負わされて、その負担、疲労が虐待の原因の一つになっている場合には、父親や他の親族にも母親のしんどさを理解して、子育てに積極的にかかわってもらうといったような家族間の調整を行なうことも必要です。
保護者に医療的な対応が必要と思われる場合は、保健機関と連携し、医療機関へのつなぎ方を検討することも必要です。