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「野宿生活」


野宿者へのいじめを目撃したら?

公園や河川敷で野宿生活をしている人びとに対して、心ないいたずらや、いじめをしている人たちを見かけました。こんな時、どうすればよいのでしょうか。

野宿生活者に関連した犯罪が増えています。もちろん野宿生活者が加害者の場合もありますが、彼らが被害者になることが圧倒的に多いのです。しかし、多くの市民は彼らに対する「怠け者」「こわい」といった誤った偏見とともに、「彼らの中には犯罪者が多い」と思っています。
いたずらやいじめは、駅周辺で敷物もなく寝ている人に対して吸い殻を投げたり、水をかけたりというものから、夜間にテントや小屋を襲ったりするものまで、さまざまです。時には野宿生活者のわずかな所持品やお金を盗んでいくこともあります。もしこうした光景にであったら、毅然とした態度でいじめなどをやめるように声をかけるか、場合によっては警察に連絡すべきでしょう。
しかし警察がかかわったとしても、野宿生活者は「自分は社会に受け入れてもらえない」という疎外感から泣き寝入りする人が多いようです。このような状況に対して、たとえばNPO法人北九州ホームレス支援機構では、2002年7月に「犯罪被害ホームレス救援基金」を設立し、原資約20万円に募金を加えて基金をつくり、被害にあった野宿生活者に1件につき1万円をめどに治療費などの費用を提供するという試みを開始しました。こうした基金への募金も、野宿生活者を支える大切な活動だといえます。