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2 オールドカマー、ニューカマーとはなんですか?

オールドカマーとニューカマーという言葉を聞きますが、違いがわかりません。それぞれ、どのような意味なのでしょうか。

「オールドカマー」とは、日本による朝鮮植民地支配に、直接的、間接的に歴史的なルーツをもつ人たちと、その子孫のことを言います。

そのほとんどが「特別永住者」の資格を持っており、国籍としては、韓国・朝鮮籍の人々さらに日本国籍をもつ人たちも多くいます。これが、いわゆる在日コリアンと呼ばれる人たちです。

これに対して、主に1980年代以降に渡日した外国人を「ニューカマー」と呼び、中国・韓国・ブラジル・ベトナムなど様々なルーツを持つ人々がいます。

オールドカマーとニューカマーとでは、日本に来るまでの過程も、定住に至るまでの経緯も異なり、抱える問題も多種多様です。色々な問題について市民団体や自治体が支援を行い、支援活動に従事している外国人住民もたくさんいます。しかし日本では外国籍者として、また民族的なマイノリティとして社会保障や就職において不利な扱いを受けているのが現状です。 一定の年齢以上の人は国民年金への加入が認められずに、老齢年金や障害年金の支給を受けることができません。就職や入居など、様々な場面において外国籍者であることで不合理な差別をうけ、排除されることも多くあります。

*執筆協力:NPO法人 多民族共生人権教育センター