小学校入学を不安がる娘。不登校になるのでは？
"幼稚園年長児の娘は一人っ子で、もうすぐ小学校入学です。最近、朝の支度をぐずる日があります。誰に聞いたのか「学校はしんどい。幼稚園の方が遊べるからいい」と言ったりもします。幼稚園に入った時も登園を嫌がり、慣れるのに夏休みまでかかりました。「不登校は誰でもなりうる」と聞き、こんな状態の娘ならいつ不登校になってもおかしくないと思うと不安でなりません,、"
たしかに最近は不登校の子どもが増えてきていて、心配されるのも無理はありません。けれどもまずは落ち着いてください。幼稚園に入った時にも慣れるのに苦労したとのことですが、だからといって不登校になるとは限りません。不登校はさまざまな要因が複雑にからみ合っている場合が多々あります。先のことを心配するより、今、娘さんに何をしてあげられるかを考えましょう。
ここで大切なのは、家族が「どんな時もあなたを守るよ」という姿勢を示すことです。心のよりどころがあれば、子どもは安心して前へ歩み出せます。もう一つは、今まで身につけてきた自分への自信が揺らがないように支え励ますことです。娘さんが「こんなこともできるようになった。私ってすごいよね」と思えるように小さなことも見逃さず、ほめてあげてください。
あなたは、お子さんのサインを感じ取れる人のようです。でも今は敏感に反応しすぎて、不安をふくらませているのですね。母親の不安は必ず子どもに伝わります。今一度、娘さんとの絆を確かめ、その成長ぶりを共に喜んで入学を楽しみに待ちましょう。
