【琉球新報】社説:旧優生保護法「違憲」 救済は加害者の責任だ
2021/01/18
人として当然の権利や幸福を国に奪われ、認められるべき補償もない。旧優生保護法の下、不妊手術を強制された人々はどこに救いを求めればいいのか。
強制手術は憲法違反だとする79歳の男性の訴えに対し、札幌地裁は15日の判決で、旧法を違憲と認めつつ、賠償請求を棄却した。
全国で同様に起こされた9件の訴訟で違憲判決は仙台、大阪両地裁に続き3例目だ。ただ違憲性に言及しなかった東京地裁を含め、除斥期間を理由に賠償を認めなかったのは札幌で4例目となった。
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